前回に続き伊與田先生のご講義。その中で「縁」についてお話があります。結ぶ力、働きを縁という。縁によって創造が生まれる、おこる。それを縁起という。縁の中には血縁、地縁、心縁がある。心縁は心の縁、心が通じ合う。心縁の中に道縁がある。道を同じくする縁です。
そして私たちは道縁で結ばれているのだと。
講義の後先生の100歳の祝賀会が行われました。100歳の先生が講義をしてくださり、内容もその姿も感じることがあります。
第1回こども論語塾指導者育成会で一緒だった映像クリエータで、日本の歴史、神道神社に造詣が深い方Tさん。日本の伝統にスポットを当て、いろいろなアイデアを出し、現代文化とコラボさせる企画運営もしています。
また、真ん中の20代後半のキラキラした目の笑顔ががさわやかなSさんは、これから行われる第2回論語指導者育成会にも参加なさるということで愛知からいらしている方です。
セミナー担当の致知出版の花坂さんから帰りがけにたまたま紹介され、3人で意気投合。お茶を飲みながら1時間半、時間を忘れて話しました。
まさに道縁。Sさんも神社神道に大変に詳しく、中国古典「大学」「論語「易経」森信三先生、安岡正篤先生等々大変勉強されていて、論語の章句もすぐに引用できるほどの方。2年後に公共の施設を使用し、親子で論語ができればいいかなとおっしゃっておりましたが、Tさんにすぐ始めるように言われていました。安岡定子先生も伊與田先生に「恥をかきなはれ」と言われたと話すと、そうか、と。
30年後日本はきっと日本の誇りを取り戻しよい国になっていると確信しているという伊與田先生のお話で、Tさんを見て夢ではないなと思いました。
出会うべき時に出会う人に一瞬の狂いもなく出会えたのではないかと3人で話していました。Sさんには1年前に出会い、Tさんに出会えたことは本当にうれしいことでした。
帰りに3人で握手をして、出会いに感謝しました。私も勉強しなければ。