イーアス教室の秘密

イーアスで週1回1時間のお稽古をしています。

12月に入った幼稚園女児は次回の練習で、8級割り算に入る予定です。

そして、自主的に見取り算の暗算の練習をしていました!!!。まだ教えていないにもかかわらず、周りの人が高速で暗算をしているのを見て、挑戦したようです。

 

同じく12月から春日教室に入った人たちと同じ進度です。もちろん春日校の人たちも早いと思います。

 

概してイーアス生徒の進みは授業数に対して早い。なぜか。

前にも少し書きましたが、お手本となる生徒を連れて行っている、などのほかに考えられるのは、週1回しかないという緊張感がある、ということかもしれません。

 

指導はやり方を教え、練習は家でやるというのが鉄則。やり方を一回でも忘れれば、取り返しに多大な労力が必要になります。

少ない回数を緊張感を持って前向きにとらえ自己練習することで、伸びていくのですね。

 

また、イーアス教室はお母さん方が練習中も参加しているので、進度の把握とやり方の指導の説明もします。そしてそろばんを成長の中で大切なものと位置づけバックアップしてくださっています。

 

いずれにせよ、12月から入った春日教室、イーアス教室ともに割り算に入るところまで来てしまったのですが、進度が早すぎて、割り算のテキストにまだ入っていませんでした。速攻でテキストに入らなければ。

 

ここには書いていませんでしたが、春日教室の12月新入生はもっと進度の早い人がおり、4級まで入っている人がいます。サーキットもF2初参戦で、150点高得点を出しそうな勢いです。この子たちも熱心にこつこつと練習しています。宿題を出されるのがうれしい、練習できるのがうれしいと、涙が出るようなことを言ってくれています。

 

昨日メディカルの小児科の待合室で4歳くらいの女の子が、若いお母さんと、おばあさんと受診に来ていました。診察が終わり受付で書類を渡されるのを待っていたようなのですが、お母さんが、糖尿用の医療器具を取り出し、彼女の小さな指先に、ピシッとペンシル型の針を打ち込みました。女の子は痛がる様子もなく、手慣れた様子で、お母さんに指を出して採決をしてもらっていました。小さな指からはたくさん血が出るはずもなく、4回くらいピシッと打ち直し、血液を絞り出し血糖値を測定していました。測定後、お母さんがインシュリンの注射の用意をする間に彼女はこともなげに腰をお母さんに向け、注射をされるよういをしています。お母さんも手慣れた様子でインシュリンを打つと、おばあちゃんが、ミスドのイチゴのドーナツを取り出し、膝にタオルを敷きお行儀よく丁寧に、大事そうにおいしそうにドーナツを食べ始めました。

隣に座っていたおばあちゃんは「いつも頑張っているからいいことがあるよ。おいしい?よかったね、頑張っているからごほうびだね。」

と話しかけていました。

 

彼女にとってはドーナツはとても大切な甘いものだったのでしょう。普通の人より気軽に食べられるものではないのです。いとおしそうに大切に食べている姿が印象的でした。

 

私たちは恵まれています。前出のおうちで練習できるのがうれしいという

うちの生徒は、今まで習っていた塾では家での練習を止められていたそうです。

 

なんでも与えられているとそのありがたみが薄れてしまう。

練習前に生徒は感謝の気持ちを忘れませんと唱和しています。

 

どうか感謝の気持ちを持って、一回一回の練習に気持ちを込めて、高みに上って行ってほしいものです。

 

写真は雪の日の練習。3月全珠連受験は見合わせるつもりでしたが、やっぱり10段に近づいている人たちがおりますので、頑張ります。サーキットF1も本日298点を取った人がいました。F0を視野に入れた練習にも力を入れます。上級者もこの一年でずいぶん伸びました。これからも一緒にがんばっていきましょう。