長く続けることの大切さ

このところ忙しくてお料理教室やウォーキングをお休みしている私ですが、久々に美容院に行ってきました。

担当の美容師さんは20代半ばの方。長いアシスタント時代を経て、1年ほど前から、カットも担当できるようになりました。

 

地位が人を作るといいますか、最近の彼女はどこから見ても一人前の美容師さん。

アシスタント時代、気配りもでき、てきぱきと、ほかの美容師さんのアシスタントをする姿は楽しそうでもあり、このまま、カットの段階に行かないのかと思えるほどでした。

 

彼女いわく、アシスタント時代は人から学ぶことが面白かったと。大変だったけど、あの時代があったから今があるのだと。カットができるようになり一人前になって、とても楽しい、勉強の毎日ですとのこと。

 

彼女の祖母にあたる人が、理容師で、70代のおばあちゃんが剃刀を持って、メガネをかけた途端、目つきが職人と化し、それがとてもかっこよかったんです。同じものを見ても、ほかの人は感じないかもしれないけれど、私にはとてもかっこよく見えたんです、おばあちゃんに剃ってもらいたいという人もいて、実際上手で、長い経験からくるものだと感じたと話してくれました。

 

学校を卒業して、一人前の美容師になるのは2割くらいと教えてくれました。みんな途中で挫折するけど、自分はおばあちゃんを見ていたから頑張れたと。

長く続けるということは大切です。大変でも続けているうちに今まで見えなかったものが見えてくるようになるんですと。とても20代の人がいうとは思えないような会話でした。彼女が70代になった時、どんな素敵な美容師さんになっているのでしょうか。

 

写真は美容院でいただいた、お茶とお菓子です。小さいお花をいつも添えてくれます。すがすがしい気分で、美容院を後にしました。

 

次回はそろばんの役割について、また長文を書いてみたいと思います。